製品素材からアルミニウム平板
各種アルミ平板はスラブから圧延加工して製造されます。アルミニウムの圧延加工によって
製造されるいたは、その厚さによって厚板(プレート6mm厚以上)、薄板(シート6mm厚未満)、
箔(0.04〜02mm厚)に分類されます。
また長い寸法の板を連続的に巻き取ったものを条(ストリップ)、またはコイルと呼びます。
この中で薄板は、一般にアルミ板として馴染みが深く、住宅やビルの外装、アルミサッシ、鉄道車両、
自動車のボティ等、いろいろな用途に利用されております。
弊社はこの薄板に分類されるアルミ平板を主力に取り扱いしており、A1100-H14は普通純度地金から
圧延加工工程を経て、薄板として成形されたものであります。
圧延加工について
圧延加工は、熱間圧延と冷間圧延の二つに大きく分けられます。熱間圧延はアルミニウムの再結晶温度以上で
行うもので、通常400度以上の高温で行い、容易に材料を薄く延ばす事が出来ます。
冷間圧延は普通室温で行うもので、一般に熱間圧延後に薄板の仕上げとして行われます。
古川スカイ鰍ナは、熱間粗圧延機から熱間仕上圧延機を経て中間焼鈍炉へ進み、その後冷間圧延機から
薄板再製ラインを経て各サイズに切断され、弊社へと納入されています。