- 軽い
- アルミニウムの比重は2.7。鉄(7.8)や銅(8.9)に比べると約3分の1です。
軽量化による性能向上が時代のニーズとなっている今、特に自動車、鉄道車両
航空機、船舶、コンテナなどの輸送分野で多くのアルミニウムが使われています。
- 美しい
- アルミニウムは素地のままでも美しい金属ですが、陽極酸化皮膜処理(アルマイト処理)
などさまざまな表面処理を施すことによってより美しくなり、また表面を硬くしたり、
防食効果を高めたりすることがでいます。陽極酸化皮膜処理の際に自然発色や電解処理などによって
アルミニウムに多彩な色をつけることも可能です。
- 耐食性がよい
- アルミニウムは空気中では、ち密で、安定な酸化皮膜を生成し、この酸化皮膜が
腐食を自然に防止します(皮膜の自己修復作用)。
耐食性をさらに高め、強度も兼ね備えたアルミ合金は各種の用途に採用されています。
- 接合しやすい
- 溶接、ろう付け、はんだ付け、電気抵抗溶接、リベット接合、接着など、さまざまな方法で
容易に信頼性の高い継手が得られます。これたの接合努力の進歩はめざましく、より多くの
分野で設計と施工の合理化を実現します。
- 加工性が良い
- アルミニウムは塑性加工しやすく、さまざまな形状に成形することが可能です。
たとえば、紙のように薄い箔や複雑な形状の押出形材を容易に製造できることからきわめて広い
用途で使用されています。また、できあがった製品素材をさらに成形加工したり、製品の
表面などに精密加工を施したりすることも比較的容易です。
- 再生しやすい
- アルミニウムは他の金属と比べると酸化しにくく、融点が低いため、使用後のアルミ製品を溶かして、
簡単に再生することができます。しかも二次地金(再生地金)をつくるのに必要なエネルギーは、
新地金を作る場合と比べてわずか3%ですむといわれています。
アルミ・ステンレス等の寸法切り・穴あけ・曲げ加工など、小ロット〜、即日対応もご要望に応じた加工をしてお届け致します。